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2021年11月5日

#シンギュラリティ – 知ったかテックワード!君もIT博士

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シンギュラリティ(Technological Singularity)は、技術的特異点と訳される。AIの進化が、人間の知能を凌駕すると想定される未来の時点のこと。

近年、人工知能(AI)が大きな成果をあげているよね。ディープラーニングという手法を用いることで、画像や音声・テキストなどで高い認識率向上を実現したんだ。インターネットを利用した厖大な学習データの収集や、クラウドによる圧倒的なコンピュータ学習の効果だと言われている。自動翻訳や自動車の自動運転などの分野でも実用化も始まっている。将棋や囲碁といった従来コンピュータが苦手だと考えられてきた分野でも、人間以上に強くなっている。

すでに、いろいろな分野で実用化が始まっているんだ。

ソフトウェア開発サポートサービスのGithubが、「GitHub Copilot」という開発者向けサービスを提供している。AIを活用して、どのようにコードを書くのかアドバイスしてくれたり、「こういうプログラムが欲しい」とテキストで指示するとプログラムを自動生成してくれたり、なんて機能を実現している。AIがプログラミングをサポートしてくれるんだ。

このようにAIが進化していくと、AI自体がAIを改良できるようになるかもしれない。そうすると、改良されたAIがさらにAIを改良して、改良が加速していくことで、やがては人間の知能を超えてしまう。このいつかの未来の時点を「シンギュラリティ」(Technological Singularity)、技術的特異点と呼んでいるんだ。

人間の知能を超えて進化したAIは、もちろん人間には理解できないはずだ。圧倒的な科学力を持つ宇宙人のように、人間を支配したり滅ぼしたりしちゃうんじゃないかって心配する人もいるぐらいだ。

まあ、SFみたいな話だけどね。

あと、シンギュラリティは本当に起きるか?って話もあると思う。たしかに、現在のAIはかつてない大きな成果をあげている。しかし、あくまで過去のデータの組み合わせでしかない。今のところまったく新しいものを生み出せてないから、人間の活動と住み分けできるんじゃないかな。

とはいえ、シンギュラリティが起きなくてもテクノロジーの進歩は仕事や生活に大きな変化を及ぼしているよね。

それは今までも起きてきた。たとえば自動車の普及は馬や馬車の使い道を大きく減らしたし、インターネットの普及は世界的なコミュニケーションを圧倒的に簡単にした。

こうした変化は、これからも起こるはず。人間にもいろいろな職業の人がいて、人によって得意・不得意も違っている。テクノロジーの影響を受ける人もいれば、受けない人もいるはず。

だから、シンギュラリティの影響を心配するよりも、時代の変化にどう追従するか考えることが重要じゃないかな。

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おまけのコント

ウサギ:ねぇ、シンギュラリティってなに?

カエル:AIが進化して人間の知能を越えるみたいなことかな。

ウサギ:それって大変じゃん。

カエル:まあ人間は、今でもウサギやカエルより 頭いい けどね。

ウサギ:そんなことないよ。ウサギやカエルのほうが賢いヨ。

カエル:ほう、どうして?

ウサギ:人間は、余計なことばかり考えているじゃない。戦争とか金儲けとか。

カエル:めずらしく、まともなこと言うね。

ウサギ:そんな人間より賢くなっても、人工知能に何ができるんて言うんだ!

カエル:なるほど、たしかに。

ウサギ:それに、知能は越えても、ウサギの可愛さは真似できないと思う。

カエル:まあ、カワイイ人工知能は、ちょっと想像できないね。

ウサギ:人工知能はモフモフしてないし、耳もシッポもないし。

カエル:でも、モフモフならネコやパンダのほうが大人気。

ウサギ:えっ?

カエル:人類を支配するのはネコとパンダ。

ウサギ:ちっきしょー!