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2021年11月13日

#スコープ – 知ったかテックワード!君もIT博士

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スコープ(Scope)とは、プロジェクト管理の用語で、プロジェクトで管理する機能や作業の範囲を表す。守備範囲といえば分かりやすいかも。

開発プロジェクトを立ち上げたとき、あらかじめ作る機能や範囲を明確にして、スコープ定義書に記述しておく。そして、その内容についてステークホルダー(利害関係者)の間で合意を得ておくんだ。プロジェクト管理でスコープを管理することを、わざわざ「スコープマネジメント」と呼ぶ。そのままの名前だけどね。

スコープが明確になると、開発プロジェクトのなかで何を実施するか、何を実施しないのか明確になる。

あとから「こんな機能が欲しいんだけど」とか「この作業もやってヨ」と発注側から言われた場合を考えてみよう。

スコープが曖昧だと、ちょっと断わりにくくなる。機能追加や追加作業がプロジェクトに含まれているかいないか不明確だからネ。でも機能追加や追加作業を断わらないと、作業量がどんどん増えてしまう。スケジュールが遅れてコストが増える要因にもなる。機能が無駄に増えれば、システムの複雑性も増して難易度も高くなる

一方でスコープが明確なら、「それはスコープ外だからやりません」「追加費用が必要になります」と説明しやすくなるんだよ。

スコープの種類

プロジェクト管理のスコープには、次の2種類があると言われている。

  • プロダクトスコープ(成果物スコープ):開発プロジェクトで生み出す成果物(システムやサービス、文書などのアウトプット)の範囲を表す
  • プロジェクトスコープ(作業スコープ):プロダクトスコープで明確にした成果物を作りだす「作業の範囲」を定義する

プロジェクトの各ステップ(要件定義、基本設計、詳細設計など)で、どのような成果物を作るか決めておく。そして、実際に作業をおこなって成果物が作成できたら、次の作業ステップに渡すんだ。次の作業ステップはその成果物を元に自分たちの作業をおこなうことになる。

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おまけのコント

カエル:スコープは、プロジェクトの作業範囲なんかのこと。

ウサギ:望遠鏡とか顕微鏡とかじゃないの?ライフルの照準とか。

カエル:世の中的には、そっちだと思っている人が多いかな。

ウサギ:遠くのモノや小さいモノが見えると便利だからネ。

カエル:そういう便利な道具で見える視野の範囲がスコープになる。

ウサギ:そのくらいに、ウサギにもできるけどネ。

カエル:どういうこと?

ウサギ:この耳で、遠くの音がよく聞こえるし。

カエル:ちょっと、邪魔じゃない?

ウサギ:折りたためるから大丈夫。

カエル:なるほど。カエルも、ちょっと目が飛び出している。水中から外が見えてちょっと便利。

ウサギ:だけど、ウサギみたいに折りたためないでしょ?

カエル:実は、潜望鏡みたいに伸びるんだヨ。

ウサギ:マジで。

カエル:カエルは舌も伸びるだろ。だから、目も伸びるんだヨ。

ウサギ:そんな話、聞いたことないよ。

カエル:じゃあ、実際に見てみるかい。

ウサギ:ウソだろ!

カエル:ホラ、ビヨーン。

ウサギ:やめてくれー!!

(そのときウサギは、カエルの本当の姿を見たのだった)